PRODUCT MACHINING RESULTS
加工実績
核融合実験炉(ITER)開発用 大型ステンレスミラー製作
・ 核融合実験炉(ITER)開発用として製作
・ 金属材 SUS316L製の大型トロイダル形状ミラーを製作(ミラーサイズ:442×332㎜)
・ トロイダル形状計測は、三次元測定機(HOLOS Program)を使用
クリスタル光学は、核融合実験炉(ITER)の計測装置として開発されているステンレスミラーの製作をしました。 ITER(イーター)とは、新エネルギー開発の超大型国際プロジェクトです。
<以下 ITER説明>
・2025年の運転開始を目指し(2016年6月ITER理事会で決定)、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・韓国・中国・インドの7極により進められています。
・建設サイトは、2005年に、サン・ポール・レ・デュランス(仏)に決まりました。
・核融合は星や太陽のエネルギー源であり、我々はこれを地上に実現しようとしています。
ITERの目標は核融合炉と同じレベルの温度、密度などのプラズマを実現することです。
すなわち、三重水素、(トリチウム)と重水素という実燃料を用いて、大出力長時間の燃焼を行うことです。
加工内容:金属材 SUS316L製の大型トロイダル形状ミラー
ミラーサイズ:442×332㎜
材質:SUS316L
形状精度:PV5.7μm 粗さ : Sa 0.647nm
Sq 0.841nm 測定器 : Zygo NewView 8300
Sz 68.883nm
測定器 : Zeiss CONTURA AKTIV 7/10/6
(HOLOS Program使用)
【使用測定器】
大型三次元座標測定器
装置名 : CONTURA AKTIV 7/10/6 (ZEISS)
測定範囲 : 700 x 1000 x 600mm